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採血処置について

採血とは

採血は、病気の診断、病状の把握を行うために必要な医療行為です。
表在静脈から、注射針による穿刺により静脈血を採取します。
真空採血管及び注射器による採血方法があります。血液の総量は体重のおよそ8%なので、体重が50㎏の人では血液量は4000mL程度あります。 医師がオーダーする検査項目によりますが、平均採取量10~20mL以下です。検査に使うために採血した量では通常貧血にはなりませんのでご安心ください。

採血手順

  1. 「患者間違い防止」のため、ご自身のお名前(氏名)を確認させていただきます。
  2. アルコール消毒にアレルギーのある方はお申し出ください。他の消毒法に変更します。
  3. 緊張しやすい方などでベッドで採血を希望される方はお申し出ください。
  4. 採血中にしびれするどい痛みが生じたら直ぐにお知らせください。
  5. 針を刺しても採血できない、必要な血液量が採れないときは再度採血させていただきます。
  6. 採血後5分間程度、採血したところをもまずにしっかり押さえて止血してください

採血に伴い、起こりうる症状について

「採血手技」は細心の注意を払っておりますが、まれに次のような症状がおこることがありますのでご了承ください。

止血困難・皮下血腫(青あざ)

採血後に血が止まりにくかったり、青あざが生じたりすることがあります。
十分圧迫し(押さえて)止血してください。

アレルギー

採血時の消毒やスタッフの手袋(ラテックス)などでかゆみ、発疹をはじめとするアレルギー症状が出ることがあります。アレルギーをお持ちの方はお申し出ください。

神経損傷

採血後も手指へ広がる痛み、しびれなどが持続することがあります。約1万~10万回の採血に1回程度起こるとされています。痛み、しびれが続く場合はお申し出ください。

血管迷走神経反応

採血時や採血前後に神経が興奮し急激に血圧が下がることにより、めまい、気分不良、意識消失などを引き起こすことがあります。
気分の悪くなったことがある方はお申し出ください。

※これらの症状が起きて診察に要した場合にかかる医療費は、通常の保険診療扱いとなりますがご了承下さい。

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