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インフルエンザが猛威をふるっていますが・・・

[2019.12.27]

インフルエンザで小学校6年生の死亡者がでました。

長野県のはなしですが、対岸の火事、ではありません。

毎年のように死亡者もでる病気がインフルエンザです。

ときどき、

インフルエンザワクチンを受けたのに、かかってしまったじゃないか、とおっしゃる人もいます。

これは期待と効果の認識にずれがあるからです。

インフルエンザワクチンは車に乗るときのシートベルトだと思ってください。

事故そのものは防げませんが、事故をおこしたあとに、死亡するかしないかをわけるのはシートベルトの装着にかかっています。

インフルエンザにかかってしまうんだから、ワクチンはいらないよ、という議論をときどきネットでみかけます。

それは、事故をふせぐちからがないんだから、高速道路にのるときもシートベルトは意味がないよ、そう言っているのと同じです。

あなたのお子さんをシートベルトしていないドライバーの車にのせるでしょうか?

あなた自身がシートベルトしていないドライバーの車に乗りたいですか?

 

僕は事故をおこしたことがないから、シートベルトはしない、というドライバーと同じく

自分はインフルエンザにかかったことがないから、インフルエンザワクチンはしない、という人もまだいるようです。

 

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