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東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料、エピカーブからみえてくるもの

[2020.08.10]

海堂尊さんの「コロナ黙示録」を読了しました。

気がついたら2006年の、チームバチスタの栄光からたくさんのシリーズがひろがっていたんですね。

海堂尊先生が、知り合いのポルシェ好きな糖尿病専門医の同級生で親友、ということもあって親近感があって応援していたつもりでしたが、読めてない作品がたくさんあることに気づきました。

ところで、小児科医のメーリングリストで教えていただいた内容です。

メディアは、首都東京で、患者発生に歯止めがかからないような報道を続けています。

また、発表の仕方も、連日のように300だの、400だの、といった報告数ベースです。

けれども、こちらのグラフを御覧ください。資料の中の06、エピカーブです。

 

こちらは上が発症日、下が診断日でのグラフ2つです。上を眺めてください。

元ネタは(第5回)東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料 というものからわかるデータです。

東京都での患者は7月いっぱいであたまをうって、その後さがっていることがわかります。無症状の人までひろいあげる必要はどこまであるのでしょうか。

不安をあおれば記事をクリックする人はふえて、広告収入はあがってメディアはいいのかもしれませんが。あるいは小説「コロナ黙示録」をどこまで信じてよいのかわかりませんが、大手メディアはすでに政党からの影響で事実を伝える機能や批判的報道するちからが奪われてしまっているとしたら・・・

もっと冷静に、科学的に、新型コロナに対応していく可能性はまだまだ伸ばせそうです。

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