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知事が医療を語るってどうなのだろう?それって癌に・・・

[2020.08.07]

O付のY知事が、ポビドンヨード(うがい薬)が、新型コロナウイルス感染症に治療効果が期待できる、と記者会見を開いていました。
https://rocketnews24.com/2020/08/04/1399679/ 

>ポビドンヨード……あまり聞き慣れない言葉だが、どうやらこういうことらしい。
「Yahoo! ニュース」によると本日2020年8月4日、大阪府の吉村洋文知事が会見を開き、うがい薬に含まれる成分「ポビドンヨード」が新型コロナウイルス感染症の治療効果が期待できることを確認したと発表したというのだ。

で、案の定ポビドンヨードは、売り切れ。

前にうがいが効果がないという論文を紹介したとおもいますが、この手の情報は、エセが多く、PCRの検体は唾液だそうです。

だとしたら、PCR検査そのものに、ポビドンヨードが唾液に影響を与えないのか?

医学的に意味がないもの、あるいは害がある可能性のあるものを、医業をなしていない知事が記者会見で発表している点、など非常に疑問が残る発表です。

それって知事の仕事なんでしょうか?コロナだからぐしゃぐしゃになってますけど、「癌にこのキノコがきいたようなデータを私はみた」という発表と同じことをしています。

 

こうした情報に踊らされないようなメディア教育、科学教育がこの国には必要な処方箋です。

 

「ヨードうがい推奨会見」、患者にどう伝える?:日経メディカル

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