安全第一!子どものやけど
みなさんこんにちは😊
ユアクリニック秋葉原の看護師、角田です。
いよいよ冬も本番になってきましたね⛄️
我が家では、ヒーターやお湯をわかすケトルの出番が多くなってきました。
さて、そんな冬に、気をつけたいこと。
それは、「やけど」です。🔥
大人は、「触ったら熱い、火傷をしそう🥵」とわかるものですが、
子どもはそうはいきませんよね。
今日は自宅でできるやけど防止対策と、
やけどをした時の応急処置について書いていきます。
【やけど防止のためにできること】
日本小児科学会の「やけど」に関する記事をみてみました。
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/sho_jiko_g_03.pdf
※記事より抜粋
汁物がこぼれてやけどするパターンや、
熱いものを倒してやけどしてしまうパターン、
蒸気や湯気でやけどしてしまうパターンなどなど、、、
考えてみると、やけどをする状況はたくさん潜んでいそうですね😦
おうちでできる対策として、以下のポイントをぜひご家庭でチェックしてみてください☑️
- 子どもの手の届く範囲に、熱い飲食物を置いている状況はないか
- テーブルクロスや電源コードが繋がっている先に熱いものがないか。
- ヘアアイロンややかん、グリル窓など、温度が下がるまでに時間がかかるものがないか。
これらを少し意識しておくだけでも、
やけどの防止につながるはずです。
また、電化製品でも、
倒れてもこぼれないケトルなど、火傷をしづらい工夫がされているものもあります。
選ぶときの参考にしてみてください。
【やけどをした時の応急処置】
そして大事なのが、やけどをしてしまったらどうするのか、ですよね。
とにかく冷やす!ということはわかるけど、
どのくらいの時間冷やしたらいいのか❓
医療機関を受診する目安は、、、❓などなど、こちらもチェックしていきましょう。
流水で!20分!まずはこれが基本です。
血管を収縮させ、皮膚の血流が滞ってしまうので氷水ではなく、流水、というのがポイントです。
そして、衣服の上から熱いお湯を被った!という場合は、皮膚も守るために、
脱がせず服の上から冷やしてください。
また、やけどは、十分に冷やせていないと、赤みや痛みも残る場合があります。
小さなやけどでも、炎症を抑える軟膏が有効ですので、医療機関を受診するようにしてみてください🏥
日本皮膚科学会がやけどについてQ&A方式でわかりやすくまとめてくれています。よかったらこちらも参考にしてみてください。👀