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ドクターズブログ

夏休みになりました。海外にいく子どもたちとそのご家族へ。(2019.07.20更新)

私も8月末にはモンゴルへでかけます。しっかり狂犬病ワクチンを接種してでかけることにしています。

●出発前の準備

「たびレジ」に登録し渡航先の最新安全情報を入手してください。
外務省海外安全ホームページで渡航先にどんな安全リスクがあるか予め確認してください。
海外旅行保険に加入し,家族,友人,職場等に日程や連絡先を伝えてください。

●テロ等への注意

観光名所,記念日等のイベント会場や宗教行事等がテロの標的になる可能性があるので,近づかない,滞在時間を短くする等の対策をとってください。

●犯罪対策

強盗犯等には絶対に抵抗しないでください。
違法薬物に関わると外国人でも死刑等の重刑が科される場合があります。

●感染症対策(これが一番伝えたい!)

感染症関連情報を確認し必要な対策をとってください。 

詳細は以下のリンク先をご確認ください。

出発前には海外安全ホームページをチェック!

手足口病の大流行について(2019.07.20更新)

7/5のブログでも少し書きましたが、流行のおさまる気配がありません。追記します。

 

ことしの手足口病の特徴

少なくとも千代田区で私が診ている手足口病にはいくつかの特徴があります。

  • 手のひら、ではなくて、手の甲から前腕の背側を中心にひろがる。
  • 足のうら、ではなくて、足の甲からすね、の部分にひろがりやすい。膝の発疹と癒合することも。
  • 口のなかだけ、ではなくて、唇の周りにも水疱様発疹が多発する場合がある。
  • 嘔吐を伴う場合がある。
  • 発熱する症例が多い。
  • ヘルパンギーナと最初はみわけがつかない場合もある。

もともとヘルパンギーナも手足口病もエンテロウイルスの同じグループなのです。しかし今年はいつもより高熱だったり、最初は喉の奥だけに水疱形成があり、ヘルパンギーナでしょうと診察したところ3日間高熱がつづいたあとに手足に発疹がはじまったり、とまるでヘルパンギーナと手足口病のあいのこ、のようなお子さんをみかけています。

もしかしたら、インフルエンザウイルスのようにエンテロウイルスも進化しているのかも、と疑いたくなります。

大騒ぎしすぎ?

なぜか保育園では発疹がかすかにでただけで、手足口病かもしれない!と病院にいってきてください、となるようです。

けれど大昔からずっとある病気で、だれもがかかる病気です。ごく稀に重症化することはありますが

特効薬があるわけでもありませんし、発熱のあいだにお休みすればすむだけなので、ふつうの夏かぜとやることはかわりません。

手足口病のことを勉強していない先生から、「発疹が全部消えるまで登園禁止!」と指導された人もいましたが、感染防止にはなんの効果もありません。

 

 

 

以下は厚生労働省の感染症エキスプレスより一部抜粋

◆手足口病が増加しています

 手足口病は、主にエンテロウイルスによる夏風邪の一つです。その名の通り手や足、口(口の中、唇)に小さな水疱ができる病気です。主に子どもの病気ですが、特に乳児では経口摂取できなくなった結果、脱水症に陥ることや、ときに髄膜炎を引き起こし、稀ですが脳炎や新生児での心筋炎など重症化することもあります。複数のウイルスの型のため何度もかかることがあり、また、抗菌薬は効きません。
 予防のために、感染者との濃厚な接触を避け、手洗い・うがいを徹底しましょう。

<国立感染症研究所 手足口病とは>

 

上記のサイトより

手足口病は、学校で予防すべき伝染病1~3種に含まれていない。主症状から回復した後もウイルスは長期にわたって排泄されることがあるので、急性期のみ登校登園停止を行って、学校・幼稚園・保育園などでの流行阻止をねらっても、効果はあまり期待ができない。本疾患の大部分は軽症疾患であり、集団としての問題は少ないため、発疹だけの患児に長期の欠席を強いる必要はなく、また現実的ではない。通常の流行状況での登校登園の問題については、流行阻止の目的というよりも患者本人の症状や状態によって判断すればよいと考えられる。

風疹の流行が止まりません(2019.07.20更新)

こちらは厚生労働省の感染症エキスプレスより一部を抜粋。

◆風しんの報告が続いています

 2018年は、12月30日までに2,917例の届出があり、そのうち、2,857例は7月23日以降の報告でした。
 2019年は、7月10日までに1935例の報告があります。患者の多くは、昨年同様30~50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。
 厚生労働省は、今般の風しんの発生状況を踏まえ、厚生科学審議会感染症部会及び予防接種基本方針部会での議論に基づき、これまで風しんの定期接種をうける機会がなかった1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までの間に生まれた男性に対して、抗体検査を前置した上で、予防接種法に基づいた風しんの第5期の定期接種を行うこととなりました。
 対象となる男性は、2022年3月末までの間、市区町村により送付されるクーポン券を使用すれば、原則無料で抗体検査及び定期接種を受けられるようになります。2019年度は、1972年(昭和47)年4月2日~1979年(昭和54)年4月1日生まれの男性に市区町村がクーポン券を送付します。2019年度にクーポン券が送付されない対象者も、市区町村に希望すればクーポン券を発行し、抗体検査を受けられます。なお、自治体により事業の開始時期や対応が異なるため、お住まいの市区町村にお問い合わせください。

 

<風しんについて>

<風疹 発生動向調査 2019年第25週(’19/6/23現在)>

【リーフレット】

<体調不良の時はムリしないで>

<妊娠を希望する女性、妊婦とそのご家族へ>

<職場は風しん予防対策をしていますか>

当院小児科のおむつかぶれの治療について(2019.07.20更新)

おむつかぶれの原因

原因はさまざまです。ゆるくなった下痢便のアンモニアにさらされるのもそうですし、さらにそれをおしりふきでごしごしこすりつけられて悪化させるような場合もあります。

基本的な治療方針としては清潔にしてもらう。つまりじゃぶじゃぶ洗ってもらいたい。

どうしてもおしりふきでは皮膚の目にみえないレベルの凹凸部分に便がのこってしまたりすることがあるからです。

外出先であらえないのならば、水をたっぷりひたしたティッシュなどでざっくりぬぐってもらいたいと思います。

 

治療薬物

その後の薬物としては、基本原則としてはワセリン(≒プロペト)で大丈夫です。たまに紫雲膏をつかう場合もありますが、個人的にはそれほど強さに違いが大きくあるようには感じていません。

ただし、たっぷりぬってほしい。

https://pediatrician.hatenadiary.org/entry/20121215/1355536292

こちらの画像をみればわかるとおり、てんこ盛りでいいのです。

外から守るのが仕事。治す効果はこの薬にはありませんが、元気な皮膚には治す力があります。

それを発揮させるためのバリアーです。

 

これで改善がない場合は別の原因なども考える必要がありますので、お気軽にご相談ください。

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